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桐朋学園大学附属 子供のための音楽教室 仙台教室

 先週末は今年度はじめての仙台出張でした.写真は仙台駅.
 
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 先のエントリーでご案内したJ&プレクラスコンサートは、講師の先生方がさまざまな工夫を凝らしてくださったおかげで盛況だったようです.ご来場いただいた皆さま有り難うございました.

 

演奏以外にもピアノの解体ショーがあったり風船が出てきたり‥
あまりにも素直な子どもの反応に思わずドキッとする場面も、、笑
 
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コンサートの前後には各グレード別のソルフェージュクラスをはじめ、合唱、弦楽アンサンブル等、
教室の授業のほぼすべてを見学させていただきました(下の写真はほんの一部です).
 
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 仙台教室は桐朋学園の先駆けとなった子供のための音楽教室の中でももっとも歴史のある教室の一つです.今回、さまざまなレヴェルの生徒たちに柔軟に対応される先生方の熱心な指導ぶりを見て、時代を越えて受け継がれている桐朋の音楽教育の伝統を確かに感じ取ることができました.
 
 歴代の諸先生方には遠く及びませんが、教室長として、今の自分にできる精一杯の務めを果たせるよう全力を尽くす所存です.また、音楽を渇望する未来ある子どもたちや、彼らに惜しみなくエネルギーを注がれる素晴らしい先生方と共に音楽を学べることに心から感謝をしたいと思います.
 
 今後ともどうぞ宜しくお願いいたします.

桐朋学園大学 2017年度オープンキャンパス

 5月21日(日)に行われた桐朋学園大学 2017年度オープンキャンパスが無事に終了いたしました.400名を超える来場者で調布キャンパスはかつて見たことのないほど大賑わいでした.
 
 高校・大学それぞれの特色やカリキュラム等を知っていただく説明会のほか、在学生による室内楽やソロ・ピアノのコンサート、教員による公開レッスンなど、音大ならではの企画が多く設けられました.
 

キャンパス内で行われた弦楽四重奏とピアノコンサート.
ほんとうに美しい演奏で仕事を忘れそうになりました‥
 
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こちらはピアノの公開レッスンの様子.
来場いただいた皆さま、有り難うございました.
 
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 尚、6/11(日)に行われる 朝日新聞・音楽大学体験フェアには桐朋学園も参加します.今回のオープンキャンパスに来られなかった方にお勧めです.こちらはご紹介まで.

プロフェッショナルズオーケストラ多摩 2台のピアノと室内オーケストラの楽しみのご案内

 先日、エキスパートレッスン 2017′ vol. 4~6のお申込みについてご案内をさせていただきましたが、主催者から既にキャンセル待ちの方がたくさんいらっしゃると伺いました.8月にはレッスンを継続受講してくださっている方々の発表会もありますので、こちらにエントリーしている方で6~7月のレッスンが受けられない方の対応は今後考えて参りたいと思います.しばらくお時間をいただければ幸いです.
 

 さて、2週間後に迫っている2台ピアノと室内オーケストラの公演のご案内をさせて頂きます.ピアニストの村本麻里子さんは今回が初共演で、指揮の野崎知之先生は以前にシューマンのピアノコンチェルトで共演させていただきました.今回はオフィシャルウェブサイトから、或いは僕に直接お申込み頂ければ団体料金(割引)でチケットをご用意いたしますので、ご来場いただけるかたはぜひお早めにご連絡ください.
 

プロフェッショナルズオーケストラ多摩~2台のピアノと室内オーケストラの楽しみ
 
2017年6月11日(日)14時00分開演
会場:ルネこだいら小平市民文化会館 中ホール
曲目:モーツァルト / 2台ピアノのためのソナタ ニ長調 K. 448
ショパン / 2台ピアノのためのロンド ハ長調 op. 23
サンサーンス / 動物の謝肉祭
 
ピアノ: 川村文雄,村本麻里子
管弦楽: プロフェッショナルズオーケストラ多摩
指揮又コントラバス: 野崎知之入場料一般3,000円 全席自由 団体2,500円(4名様以上 前売り)
 
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それでは当日、皆さまのお越しを心よりお待ちしております.

音楽に生きる

 ゴールデンウィークが終わって、また賑やかな日々が戻ってきました.
 
 ところで、私事ですが、この4月からは実技レッスンや試験の審査に加えて新たに責任の重い仕事を任されるようになりました.今はちょうど一ヶ月ほど過ぎたところですが、覚えなければならないことも多く、準備や段取りが悪いとすぐ目が回りそうになってしまいます.ただ、同僚の先生方や、事務方の皆さんが親切にいろいろと教えてくださるので、救われるというか、つくづく有り難いなと思います.
 

 さて、タイトルに 「音楽に生きる」 と書きましたが、「音楽で生きる」 ではありません ― 後者はこれから音楽を生業にしようと考える人たちにはしっくりくるものかもしれません ― 音楽をすることを手段として音楽中心の人生を味わったり、誰かの役に立てたらいいなと考える‥それが 「音楽で生きる」 こと.一方、「音楽に生きる」 は今の僕の中では全く異なる意味として捉えています.別にどちらが正しいとかそういうことではありません.個人的な話ですが、今日はそのことを書こうと思います.
 

 僕が 「音楽に生きる」 ということを意識し始めたのはおそらく32歳の頃からだと思います.ちなみにそれまでは、音楽は僕にとって生きていくための職業でもあり、ライフワークでもあり、人生の大半を占める伴侶のようなものでした.もっとも、今もそうした感覚が無くなったわけではありません.けれども、ある時から「自分にとって音楽とは何なのか?」という問いが、それこそコペルニクス的にひっくり返って、 「音楽の中にある自分とはなんなのだろう??」 という問題にすり替わってしまった‥それが今から5, 6年前と記憶しています.そうこうしているうちに、音楽に生きる、もう少しわかりやすく言うと、音楽の中に生かされているような感覚が芽生えてきて、昨年の夏を過ぎたあたりからは自分の中でもはっきりとそれを認めるようになりました.
 
 正直、感覚というのはとても扱いづらいというか、うまく人に説明できないところもあるのですが、あえて言葉にすると、音楽というとても大きな流れのほんの一部分に過ぎない自分を受け入れているということです.わかりやすく言うと、音楽芸術はある意味で宇宙のように果てしなく広く、どこまでも深い.だから、自分でそれを意のままにコントロールしようとするのではなく、その中で自分がどう振る舞うべきかを一歩引いて考えたり、どうにも上手くいかない時には、我執を捨てて、その大きな流れに身をゆだねてみる.平たく言えば謙虚に生きるということなのでしょうが、それはほどほどで諦めたり、挑戦しないということではありません.やっぱり説明するのは難しいですね、、汗
 

 一つはっきり言えることがあるとすれば、僕が「音楽に生きる」という感覚が持てるようになって自分が変わったなと思うのは、以前よりも不安や恐怖心(イライラ)が減ったことです.もちろん、レッスンやコンサートがうまくいかなくて落ち込むことはあるし、基本的に仕事はとてもハードなのでグッタリ疲れることもあります.けれども、自分が音楽の大きな世界に包まれていると感じることでいい意味で拘りがなくなるというか、ことさらにそれを不満に感じることなく比較的おだやかな心で過ごせるようになったのだ思います.
 

 我ながら、書いているうちになんだかお坊さんの法話みたいになってしまいましたね、、苦笑

 

ゴールデンウィーク中に初めてラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンに行ってきました.
ハイドン、ブラームスの室内楽と、桐朋学園オーケストラのステージを堪能できて良かったです.
 
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気分転換

 ゴールデンウィーク、皆さまいかがお過ごしですか?

 僕は先月末の4月30日(日)に休暇を頂き、一日だけ福井に帰省しました.短い滞在でしたが、仕事のついでに立ち寄るのとは違い、心がとてもなめらかになりました ― もっとも、せっかくの休日に遠出をして出費を増やしたりエネルギーを浪費するってどうなんだろう?という相反する考えが今もあるにはありますが ― 周りの干渉を受けずに両親と共に気ままに過ごしたり、仕事のためではなく自分のためにピアノをさらったり好きなジャンルの本を読み耽ったりする時間は、今の僕にとって良い気分転換になっているように思います.

 

祖父が亡くなってから荒れ放題になっている庭の藤棚もすっかり見慣れました.
 
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僕にとってのいわゆる原風景の一つ‥でも、小さい頃は麦畑はなかったように思います.
 
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「気配」 こそ感じるものの、なかなか姿を見せないヒバリとキジ(オス).
 
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アンサンブル・ソナーレ定期演奏会を終えて

 先週末のアンサンブル・ソナーレ 第32回定期演奏会にいらしてくださった皆さま、有り難うございました.お陰様で無事に演奏を終えることができました.
 
 今回の本番で個人的に嬉しかったことは、日々、仕事をこなす中でのあらゆるしがらみや演奏上の制約、さらに自分に対する執着 ― もっともそれらはプロとして活動していくうえで必要なことでもあるのですが ― そうしたものから解放され、音楽そのものを心から愉しめたことです.本当に、ほんとうに幸せな時間でした.
 
 アンサンブル・ソナーレの皆さんとはきっとさまざまなご縁があって今回のこの音楽の歓びを共有することができたと思っています.どうも有り難うございました.そして毎回とてもあたたかく迎えてくださった指揮の飯塚正己先生、コンミスの上田圭さんにも改めて感謝致します.
 

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新緑と牡丹

 若葉の美しい季節になりました.いつ頃から今のような感慨を抱くようになったのかははっきりわかりませんが、新緑を見ているとなんとなく自分の心も若返りそうな気がします.まさに目の保養です.
 

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 ところで、昨日、牡丹の花が咲きました.3年ほど前に恩師から頂いたものですが、昨年はずいぶん可哀想なことをしてしまったので、今年は罪滅ぼしに茶殻を肥料代わりにやったりして、少しは世話らしい世話をしました.正直、大きな花は苦手なので今もまじまじと見ることはできないのですが、自分なりに面倒を見ていたせいか、今年は少しかわいらしく思えてきました.何ごとも心持ちが大切ということでしょうか‥
 

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 さて、昨夜はアンサンブル・ソナーレのゲネプロが無事に終わり、本公演まで残り2日となりました.大学の仕事も詰まっているので、気力と体力を落とさないよう気を付けて本番に挑みたいと思います.

 
 

ウェブサイトをリニューアルしました

 新年度がはじまりました.仕事柄もあるのでしょうが、ここ数年はお正月よりも4月の新年度のほうが心があらたまる感じがして、気持ちにも張り合いが出ます.
 

 さて、今週も学校関連のセレモニーやミーティング等でバタバタと過ごしていますが、オフィシャルウェブサイトがリニューアルしましたので取り急ぎお知らせ致します.携帯やスマートフォンからアクセスされる場合は自動的に専用画面に切り替わりますので、PCサイトをご覧になりたい方はパソコンをご使用ください.
 

 今後とも引き続き、どうぞよろしくお願い致します.
 

川村文雄オフィシャルウェブサイト

 
 

春休みの休み

 週末、アンサンブル・ソナーレの強化練習を終え、残すはゲネプロと本番のみ.

 それにしても合奏の練習というのはやればやるほど上達を実感できるというか ― 常に的確な指示を出してくださる指揮者やトレーナーの力が大きいと思います ― いつも前向きになれる課題がたくさん得られるので、終わった後はまさに気分爽快です.
 

強化練習と練習後の打ち上げ.指揮の飯塚正己先生とは音楽と料理の話で盛り上がりました.
 
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 さて、今日から2日間は名ばかりの春休み、もとい、仕事や勉強から離れた 「春休みの休み」 を頂いています.もちろん、福井に帰省しました.

 実家を出てかれこれ20年になりますが、両親の歓迎ぶりは相変わらずというか、エスカレートしている気さえします.とりあえず朝から晩までこれでもかというくらいのごちそうが出てくる ― 内心、もうすぐ40歳になるのにこんなに食べられるわけないでしょうが‥と思いながら、美味しいのでつい完食してしまいます.ちなみに今日の朝食は父が釣ってきた新鮮な鯵がメインで、主食はお雑煮でした.
 

まさかとは思いましたがこの日に合わせてわざわざ餅までついてくれたそうで(絶句)‥
 
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 朝食後は久しぶりにカメラを片手に近所の野鳥を撮ってきました.福井県のシンボルでもあるツグミ、東京でもよく見かけるセキレイ、そして生まれて初めて遭遇した野生のオスキジ.
 

オスキジの撮影は緊張して上手くシャッターを切ることができず悔しい思いをしました.
 
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さらに午後は両親と一緒に南越前町までドライブ.魚が、どれも美味しそうですねぇ‥
 
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 ちなみに明日は兄家族と合流して地元の芦原温泉に一泊し、翌日に帰京する予定です.正直ピアノから離れるのは怖いのですが、こんなに幸せな機会はもう来ないかもしれないので、思う存分満喫してしっかり英気を養いたいです.

 
 

仙台に行ってきました

 連休の最終日は久しぶりに仙台に行ってきました.
 

思わず深呼吸をしたくなるような天気、いつにも増して眩しい仙台駅前.
 
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 今回は桐朋学園大学音楽学部附属子供のための音楽教室 仙台教室の第57回演奏会に出席しました.仙台教室の演奏会を聴かせて頂くのは初めてでしたが、小さな音楽家たちがそれぞれ心のこもった演奏を披露していてとても嬉しくなりました.また、講師の先生方のあたたかいご指導の様子が垣間見え、頼もしく感じました.
 

 僕が初めて仙台教室にレッスンでお邪魔したのはかれこれ7年前になります.その後、3回目の仙台出張を終えた直後に東日本大震災が起きました.僕は被災こそしませんでしたが、それは僕の人生の中で、自身が音楽家として、また人としてどうあるべきかを深く見つめ直す最初のきっかけになりました.
 
 震災後にはじめて訪れた仙台駅の印象 ― 駅前に広がる街にまるで自分の心が透過されていくかのような不思議な感覚 ― は、今も脳裏にはっきりと焼き付いています.一方、その時にお世話になった方から頂いた伊坂幸太郎の 「仙台暮らし」 を読み返してみると、やはりそれなりの月日が経っているということを改めて実感します.
 

 なにかのご縁があったのかもしれませんが、この4月より仙台教室の教室長を務めさせて頂きます.まだまだ未熟者ですが、経験豊かな先生方のお知恵やお力をお借りしながら、これがご縁だけでなく、自分にとっての必然だったといつか思えるよう精一杯がんばりたいと思います.