さかい九頭竜音楽祭を終えて

 さかい九頭竜音楽祭 フィナーレ スペシャルトリオコンサート はお蔭様で無事に終えることができました.共演してくださったクラリネットの豊永美恵さん、チェロの高木慶太さん、そしていらしてくださった皆さまや音楽祭に関わるすべてのスタッフの方々に感謝します.
 
 僕にとって、今回は今年の中でもとりわけタフなスケジュールだったのですが、懸案だった室内楽(ウェーバーの協奏的大二重奏曲、ブラームスのクラリネット三重奏曲)は今の自分にできる精一杯は尽くせたと思います.反対にピアノソロには課題が多く残りましたが、僕なりに真剣に挑んだ結果なので気持ちの面では今は悔いはありません.
 

 ところで、今回のコンサートでは個人的に嬉しかったことがたくさんありました.同世代の素晴らしいソリストと共演させて頂けたことはもちろんですが、聴きに来られた多くの方々が室内楽を好意的に受け止めてくださったこともその一つです.両親も、「クラリネットのイメージ変わったかも!」とか「チェロの響きがよかったわぁ」と言ってくれたので、初めての曲にしてはまんざらでもなかったのだと思いました.というのも、余談かもしれませんが、僕はもともとクラシック音楽とはまったく無縁の家庭で育ったこともあり、当然ながら父も母もクラシック音楽の知識はほとんど持ち合わせておらず ― 逆に今の僕は 「知識」 が邪魔をしてかえってシンプルに愉しむことができないことが多くて困ってしまうのですが ― そうした意味でヘンな先入観や見栄で聴かない両親の感想はある意味で信用できますし、実際にそれが真実であることも少なくないからです.
 

 ちなみにコンサートの打ち上げは福井駅近くの某寿司屋で、僕が大学生の頃からお付き合いさせて頂いているマエストロと夫人も交えて行われました.移動もあったし、ずっと出ずっぱりのコンサートで公演直後はさすがにもうヘトヘトだったのですが、素晴らしいお寿司や日本酒を堪能しました.こちらは老舗中の老舗で、実は後からわかったことですが、父と母はこのお店で初めて出逢ったそうです.今回はほとんどゆっくり過ごすことができなかったので、またコンサートで帰省した折には今度は両親を連れて行こうと思います.

 

さかい九頭竜音楽祭2016 フィナーレ スペシャルトリオコンサート より
豊永美恵さん / クラリネット(写真左)、高木慶太さん / チェロ(同右)
 
kawamurafumio_20161123

 

こちらは父の畑のキャベツと2,3年前から実家をちょくちょく来訪する野良猫
生憎この時は両親が本屋の仕事で出払っていたので、猫にはちくわを一本やりました
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5 Comments »

 
  • 田島川橋の下の鮒 より:

    お疲れ様でした〜! 福井のお寿司、いいな〜。 ほんで親御さんの出会った場所っていうのがまた乙やのぅ。 理解のあるお父さんお母さんでよかったのぉ!

  • kawamurafumio より:

    田島川橋の下の鮒さん
    ほやねぇ、やりたいことやらせてもらえてほんと感謝してるわ.再来年の秋かその次の年に両親連れてそっちに行くさけ.そん時はよろしくのm(__)m

  • ちゃま より:

    こんにちは♪

    現代曲(矢代秋雄・ピアノ協奏曲)いかがでしたか?
    それにしても…キャベツ、キレイねぇ。。

  • ちゃま より:

    お父さんの畑…、

    アマチュア?ですよね?

    プロみたい。。

    私もこのキャベツのような仕上がりに(曲が)なるように頑張りたい。

    お花みたい。。

  • kawamurafumio より:

    ちゃまさん
    矢代秋雄は最初はとても難しかったのですが、その分、少しずつ形になっていく過程が愉しかったです.機会があればぜひ全楽章を演奏したいです.父の野菜作りの腕前は玄人はだし、でも本人いわく 「愛情」 だそうです.音楽と同じですよね(^_^