削ぎ落として、深める

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明けましておめでとうございます。

皆さまにとって、あらたな始まりが穏やかなものであればと思います。

年の変わり目になると、これからの過ごし方について考えることがあります。ただ最近は、遠い未来を見据えるよりも、いま立っている足もとを確かめることのほうが大切に感じられるようになりました。

雪に覆われた山のふもとの田園
地元の冬景色

今年の正月、三が日はよく身体を動かしました。なにか特別なことをしようとしたわけではありませんが、生まれ育った地元の里山や寺、海沿いをひとりで100kmほど走りました。

永平寺の池、蓮の葉の船に乗った観音菩薩の像
元旦の永平寺と一葉観音像

これまでも何度か書いていますが、走ることは誰かのためにやっていることではありません。当然ながら、期待も評価も駆け引きもない ― 今の僕にとっては簡単なことではありませんが、もしピアノの演奏がそうあれたなら、どんなにか幸せだろうと思います。

雪の降りそそぐ神社の鳥居
苅安山(548m)に鎮座する白山神社

「こうあるべき」という正しさを少しずつ削ぎ落としていくと、身体が覚えている心地よさや、内側のゆたかさが静かに深まっていくのを感じます。逆に、ちゃんと弾けているか、どう聴こえているかといった考えを強く握りしめているときには、意識が外に向かい、自分自身から離れてしまう…

降り積もる雪道とサングラスをかけた筆者
冷たい雨よりも雪はずっとあたたかい

だからこそ、走っているときのように一歩一歩、一音一音に立ち返る時間を大切にしながら、この一年を過ごしていけたらと思っています。

絶壁と日差しがあたってグリーンに輝く日本海
晴れ間がのぞく東尋坊と日本海

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

1件のコメント

  1. 新年あけましておめでとうございます!

    「川村さんのブログ、またコメント出来るようになってる!」と思ってコメントしています^^

    私は心配性なところがあって先々のことをあれこれ考えて(しかも悪いように)、ドーンと落ち込んだりしてしまうことがあったのですが、実際には考えていた通りにはならないことが多くて、「取り越し苦労だったー!」と思うことがいっぱいありました。
    ブログの「遠い未来を見据えるよりも今立っている足元を確認する大切さ」という言葉を読んで、私もこの一瞬一瞬を大切に楽しみながら過ごしていこうと改めて思いました^^

    福井はやっぱり雪深いですね。
    地元のパワーをいっぱいもらって、また東京でもご活躍ください!!
    今年もよろしくお願いします^^アヤ

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