一昨日は三代目 日本青年館竣工記念コンサートに出演させていただきました.関係者の方にお話を伺うと日本青年館ホールはクラシック音楽以外にもさまざまな用途で使用できるとのことでしたが、アコースティックの微細な響きが会場の隅々まで行きわたる素晴らしい音響でした.
ところで、今回の演奏会に推薦してくださった指揮の河地良智先生とは7年来のお付き合いで、今回が4度目の共演でした.かつて先生から初めてお電話をいただいた時、開口一番「僕は所属や立場や年齢は気にしないけど、とにかく真剣に音楽ができる人を探している」と切り出されたことは今でも強く印象に残っています.
『どんな仕事でも手を抜かないこと』 ― これは河地先生に最初にお会いした頃にいただいたアドヴァイスです.シンプルながらも、当時の僕にとってこの言葉はとても重く響きました.その後、それを実践することの苦しさを身を持って経験し、今、ようやくその苦しみに見合うだけの価値を実感するに至ったように思います.そうした意味でも先生には心から感謝をしています.
先週、おかげさまで無事に39歳を迎えました.家族だけでも有り難いのに、たくさんの方からお祝いをしていただき、とても恐縮しています.これからも人との繋がりを大切にし、与えられたつとめを果たせるよう精進します.
☆こんばんは☆
「〜それを実践することの苦しさを身を持って経験し…その苦しみに見合うだけの価値を実感するに至った〜」
それは良かったね(^_^)…でもそのとおりなのです。
それは、
歳をとると分かります。。
話しは変わりますが、、
お料理で言うと、あるプロの料理研究家(もう死んだ)がおっしゃるには、
みそ汁だけは手を抜かないでください、他は上手に手を抜いていいから。
特に、思春期の難しい年頃のお子さまをお持ちのお母さまは。
とのことで…あぁ、なんだか分かる気がする。
と感じました。。
分かる気がする…大切なきっかけになるのではないか?と感じています。