20221016

東京レガシーハーフマラソン2022

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 ランニング歴1ヶ月で挑んだ初ハーフマラソン。お陰さまで無事に完走することができました。

 東京レガシーハーフマラソン2022は、泣く子も黙る東京マラソン財団が主催する「もうひとつの東京マラソン」の記念すべき第1回。インターネット上では早くから盛り上がっていました。
 
 
 もちろん他のハーフマラソンには参加したことがないので比べることはできませんが、東京レガシーマラソンを実際に走ってみてとりわけいいなぁと思ったのは、ダイバーシティを地で行くランナーたちが(原則として)同じ条件で同じコースを走るということ。

 僕は障がい者エントリーでの参加でしたが、聴こえにくい人以外に、目の不自由な方や知的障がいを持つ方、義足の方も参加されていました。さらに著名なパラアスリート選手からレース仕様の車椅ランナーまで、多様な人たちが都心のど真ん中を一同に走るため、テレビの中継に映らない「現場」はまるでお祭りのような雰囲気でした。
 
 
 また、一般ランナーの中にはエリートランナーを応援しながらもちゃっかりハロウィンを先取りしている人、バナナの被り物をした謎のグループ、さらに、思わず二度見してしまうほど艶やかなドレスを纏った快足のおじさまも散見され ― 不覚にも呼吸が乱れて失速しましたが ― 朝から大いに楽しませていただきました。
 
 
 ところで今日一番うれしかったこと。それはゴールを切って間もなく「完走おめでとう!」と兄がお祝いのメッセージをくれたことです。どうやら公式サイトでネットタイムを確認してくれていたようで、一つ約束を果たせたような気持になりました。他にも手話教室のクラスメイトや2日間お世話になった手話通訳者のスタッフ、あらかじめ出場することを伝えていた友人・知人にたくさん応援していただきました。ほんとうにありがとうございました。

 最後に、このハーフマラソン出場のきっかけを作ってくださった東京都中途失聴・難聴者協会の皆さまにもこの場を借りてあらためて御礼申し上げます。ありがとうございました。